2019.03.07 【その他】
防災士資格の取得
昨年末、地元の地区、自治体の推薦を頂き、防災士講習に参加してきました。
防災士とは、災害などが発生した場合に地域の防災リーダーとして活躍できることを目的に誕生した資格です。
防災士資格を受験するためには、①事前に消防署等で実施する救命救急講習を受講すること、②2日間の座学講習を受講すること、③試験で合格することが条件となっています。
基本的に、各市町村では多くの防災士を育成し、非常事態の際に公助(お役所等の助け)を待つのでなく、自助(自分たちで)、共助(地域の団結力など)によって多くの人命を救助する補助的な役割を担わせたいと考えています。このため、簡単ではありませんが、難しくて合格できないような試験ではありません。当社では、普段災害関連の業務を行っており、斜面災害などについてはある程度の経験などもあります。しかし、試験で合格するためには、普段耳にしないような法律や災害弔慰金の所管、気象、災害時の流言・風評などの対応など多岐にわたって勉強する必要がありました。また、模擬体験などでは、学校施設を避難所として開設する訓練なども体験します。
非常に有意義な講習会・勉強をさせていただきました。
災害が起こらないことを望みますが、起きてしまった場合少しでも地域に貢献できればと考えています。