2020.02.16 【VR画像|その他|建設コンサルタント】
令和元年度、西日本の会社様よりご依頼を頂き、地すべり対策用の集水井の点検に行きました。
今回点検対象の集水井は、深度50mを超え、最大80mのにも達する集水井でした。集水井が非常に深いため、
集水井の坑口から井戸底を見通すことができません。また、集水井の深部は全面腐食または
細菌類が繁殖しており、光が届きにくい環境となっていました。
勿論、井戸底に技術者が下りて点検を行うには非常に危険を伴うと判断しました。
このため、全方位型カメラを集水井内に挿入し、壁面の撮影に臨みました。
集水井の坑口状況は、次の写真の通りです。
この写真の通り、集水井は井戸底まで見通すことができません。
井戸内の撮影状況は、次の写真のような設備で井戸内にカメラを挿入します。
内部は、次のように行います(18倍速)。
最後に動画を編集し、次のような点検結果(展開写真として仕上げます)。
今回のご依頼は、これまで経験したことがない深度50mを超える集水井が多数存在しました。
また、集水井の一部は、中間部で歪みを生じており、編集作業に多くの時間を要しました。
今回の経験により、集水井の撮影および成果品の作成では、さらに100mを超えるような施設でも作業が可能であるという
自信を得ることもできました。
弊社では、北陸地方(石川県、福井県、富山県、新潟)、中部地方、関東地方などで斜面設計(地すべり、落石、法面設計等)や施設点検、地質調査なども
行っております。お困りごとがございましたら、是非ともお声をおかけください。
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